検察側“隠し玉”か…ASKA被告、証人申請の可能性も

[ 2014年7月23日 05:30 ]

7月3日に保釈されたASKA被告
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栩内香澄美被告初公判

 検察側は冒頭陳述で、栩内被告の友人の証言として「(栩内被告が)薬物を使っていると感じたことが何度かあった」と指摘した。友人の証言では、栩内被告が「きのうは家で一晩中踊っていて寝ていない。知らない間にアザができていた」と話していたことがあり、不審な行動が見受けられたと説明。5月に一緒に大分・別府温泉に旅行した際には、ホテルの廊下で立ったまま寝るなど異常な様子で、友人は「旅行中は覚せい剤が使えず体が疲れていたのでは」と証言したという。

 また、検察側はASKA被告について、この日は留保したものの、証人申請する可能性も示唆。ASKA被告は、これまで「栩内被告に薬物を使ったことはない」と供述。だが、元東京地検公安部長の若狭勝弁護士はASKA被告が検察側の“隠し玉”となる可能性を指摘。「報道されていないところで、ASKA被告が、覚せい剤と栩内被告のつながりを話しているのかもしれない」と話した。

 ≪ASKA被告は治療続行中≫今月3日に保釈されたASKA被告はこの日も千葉市の病院で治療を受けたとみられる。ASKA被告の初公判は8月28日に東京地裁で開かれる。

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