延長激闘W杯決勝26・7%!決勝としては日韓大会以来の高視聴率

[ 2014年7月15日 10:00 ]

24年ぶり4度目の優勝を飾り、トロフィーを手に喜ぶドイツ代表イレブン(ゲッティ)

W杯ブラジル大会決勝 ドイツ1―0アルゼンチン

(7月13日 リオデジャネイロ)
 日本時間14日早朝にNHK総合が生中継したサッカー・ワールドカップ(W杯)決勝「ドイツ×アルゼンチン」延長(前5・58~6・44)の平均視聴率が26・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが15日、分かった。

 前半(前3・50~4・45)は10・1%。後半(前5・00~5・58)は18・8。延長戦に入ったため、数字が跳ね上がった。表彰式(前6・44~7・00)も23・0%。
 
 瞬間最高視聴率は午前6時36分の30・4%。試合終了直後の場面だった。

 6月15日「イングランド×イタリア」後半の18・2%を抜き、日本戦以外としては今大会最高の数字。また、日本が初出場した1998年フランス大会以降、決勝戦としてはゴールデンタイムに放送された日韓大会を除き、最高をマークした。

 試合はドイツが延長の末にアルゼンチンを1―0で破り、旧西ドイツ時代を含め24年ぶり4度目、東西統一後は初の優勝を飾った。途中出場のマリオ・ゲッツェ(22=バイエルンM)が延長後半8分に決勝点を決め、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。南米開催の大会を欧州勢が制したのは初。次回2018年大会はロシアで開催される。

 【W杯決勝視聴率】(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

<1998年フランス大会>ブラジル×フランス
 8・0%=7月12日( 3・50)(NHK総合)
12・4%=7月13日( 5・00)(NHK総合)
 2・7%=7月13日( 6・00)(NHK教育)

<2002年日韓大会>ドイツ×ブラジル
50・2%=6月30日(19・20)(NHK総合)
65・6%=6月30日(20・57)(NHK総合)

<2006年ドイツ大会>イタリア×フランス
11・6%=7月 9日( 2・35)(フジテレビ系列)
16・6%=7月10日( 5・00)(フジテレビ系列)

<2010年南アフリカ大会>オランダ×スペイン
12・0%=7月11日( 3・20)(NHK教育)
15・4%=7月12日( 5・00)(NHK教育)

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2014年7月15日のニュース