壮一帆“ガッツポーズ”千秋楽 ファン6000人に笑顔の別れ

[ 2014年7月15日 08:12 ]

<壮一帆サヨナラショー>会見でブロンズの手型を披露する壮一帆

 宝塚歌劇団雪組トップスター・壮一帆のサヨナラ公演「前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」が14日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え音楽学校時代から20年、慣れ親しんだ本拠地に別れを告げた。

 同時に退団する娘役トップ愛加あゆとともに、本公演後に約30分の「サヨナラショー」を行った壮は、トップお披露目公演だった「ベルサイユのばら―フェルゼン編」の主題歌などを披露。男役の代名詞でもある黒エンビで最後の大階段を下り「男役として一筋に進み、この上なく幸せです」と涙もなく笑顔であいさつした。

 舞台には、同期で5月に退団したばかりの元花組トップスター・蘭寿とむも花束を持って駆けつけ祝福。壮も「きょうは彼女が一日、楽屋入りからそばに付いてくれていたので心強かった」と感謝した。

 終演後は劇場周辺に駆けつけたファン約6000人の前に、緑のはかまに着替えて登場。ガッツポーズで声援に応えるなど最後まで“らしさ”を貫いた。壮は8月1日からの東京公演をへて31日の千秋楽で正式に退団する。

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