アラサー沢尻エリカ シワも恐れず「凄く年を取ることが楽しみ」

[ 2014年5月22日 10:32 ]

<沢尻エリカインタビュー>フジテレビドラマ「ファーストクラス」の撮影現場で笑顔を見せる沢尻エリカ

 生意気かと思ったら、いいオンナだった。あの沢尻エリカ(28)が8年ぶりに民放ドラマで主演し、土曜深夜の放送ながら高視聴率をマークしている。イメージとかけ離れた、いじめられ役の演技が受け入れられている。美少女からアラサーになり、どう変わったのか。

 「ファースト・クラス」の収録は、映画「新宿スワン」(来年公開予定)の撮影と約1カ月半にわたって掛け持ちだった。映画では違法薬物に溺れる風俗嬢。ドラマとは全く違うキャラクターだが「根本の部分では、凄くピュアで可愛らしい女の子というのが共通しているから、演じ分けは苦労しなかった」と振り返る。

 体のケアに欠かさないのは「酵素」のサプリ。早朝6時から午後11時まで仕事をする日が続くが、体調を崩すことなく、元気いっぱい。ドラマのクランクアップは6月中旬の予定。その後は何がしたいか聞くと「夏にドーンと遊びたいな。キャンプしたり、バーベキューしたり。海、川、山は制覇したい。日焼けも気にしないで自然の中でリラックスできれば」と、少女のようなキラキラした視線を向けてきた。

 2年後には30歳。「年を取れば取るほど人生が楽しくなっているし、自信がついている。だから、凄く年を取ることが楽しみ。年を取ればシワも増えるだろうし、それでいいと思っている人間なので。私、年を重ねることにはポジティブなんですよ」。何歳になろうが、その時々で輝いていたいようだ。

 「アクションとかコメディーにも挑戦したい。常に挑戦して役者として成長したい」
 女優として成長したいというストレートな欲求に突き進む沢尻。最後に、こう言い切った。「エリカ、ブレません」。

 ◆沢尻 エリカ(さわじり・えりか)1986年(昭61)4月8日、東京都生まれ。父親は日本人、母親はアルジェリア系フランス人。小学6年で雑誌のモデルデビュー。05年の映画「パッチギ!」で日本アカデミー賞優秀新人女優賞など各新人賞を受賞。クリエーターの高城剛氏と09年1月に結婚、昨年12月に離婚した。

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