沢尻エリカ いじめられ役好演 イメージと差も「今だからできる」

[ 2014年5月22日 10:00 ]

<沢尻エリカインタビュー>フジテレビドラマ「ファーストクラス」の撮影現場で笑顔を見せる沢尻エリカ

 生意気かと思ったら、いいオンナだった。あの沢尻エリカ(28)が8年ぶりに民放ドラマで主演し、土曜深夜の放送ながら高視聴率をマークしている。イメージとかけ離れた、いじめられ役の演技が受け入れられている。美少女からアラサーになり、どう変わったのか。

 ベージュのシックなワンピース姿。テーブル越しに、オトナの色気が漂ってくる。口角が上がり、どこかルンルンとして楽しそうだ。

 「今、凄い幸せ。こうして仕事ができることがうれしくて。今を楽しんでいる自分が好き。みんなと仕事ができることが楽しいし、シンプルにそう思えるようになった」

 数時間に及ぶドラマの収録を終えた直後のインタビュー。疲れも見せず、満面の笑みをこぼした。

 主演しているのはフジテレビ「ファースト・クラス」(土曜後11・10)。女性ファッション誌の編集部が舞台。編集者として、強烈な女社会で上司や先輩たちから陰湿ないじめを受けながらも、社内で成り上がっていく。

 沢尻のイメージからは程遠い、いじめられ役。オファーには、すぐ応じた。

 「直感的にこの役を演じたいって思った。今だからできるって。いろんな人に虐げられていくのをやってみたかった。ありがたい役に恵まれた」

 世間のイメージでは沢尻=生意気か。女優として、どんな役でも演じきる自負があるのだろう。

 真面目で実直で、人が良すぎる役どころ。自身との共通点を聞くと「冗談が通じないところ。すぐに真に受けてしまう。私もストレートな性格で、冗談が通じない」と分析した。

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