しずる村上純 小説家デビューに「ゴーストじゃないです」

[ 2014年4月6日 12:36 ]

「短編小説集 青春箱」出版記者会見に登場したしずる・村上純

 お笑いコンビ「しずる」の村上純(33)は6日、都内の書店で著書「短編小説集 青春箱」の出版記者会見を行った。

 月刊誌「EX大衆」で1年半連載されていたものに加筆、修正を加えた、青春コントで人気を博した「しずる」の世界観を活字で味わえる全18編の短編小説集。小説家デビューとなるが「自覚はないですが、一応そうみたいです」と照れ笑いを浮かべた村上。「連載の話を頂いて、それから書いたものです。お笑いのネタを書くのと根本は変わらない。どこぞのお笑い芸人がナニを小説なんか書いてくれているんだって自分も認識しているので、逆に何でも書ける。何のマイナスにもならないと言い聞かせて、書いてました」。

 異分野への進出にも「卒業宣言の青春箱ではないですよ、芸人は辞めないです」とキッパリ。「僕は欲張りなので、何でもしていこうというモットーのもとでやっている。1つでも多くの違ったことをしたい。両立は意外とできますね。トークライブで話すネタも増えますし、コント書く時にもプラスになっているので」とその思いに力を込めた。

 相方の池田一真(30)は「本を出すこと自体が恥ずかしいと言っている」と言い「渡してないし、渡す予定もない。僕が死んだ後に読んでもらったらいいかな」。 報道陣からは「自分で書いてます?」と辛らつな質問も飛んだが「誰が佐村河内(守)だよ、ゴーストじゃないです。これは僕のオリジナルですよ。営業妨害辞めてもらえます?」と返し、笑わせた。

 一部で出入り禁止が噂された人気ラーメン店「ラーメン二郎」について「出禁じゃないです。今年も何回も食べに行ってます」と噂を改めて全面否定した。

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