林葉直子 死の淵に立つも「生きることを捨ててはいません」

[ 2014年2月22日 10:00 ]

2010年当時の林葉直子

 21日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)で重度の肝硬変を患い、死の淵に立っていることを告白した元女流棋士のタレント・林葉直子(46)が22日、自身のブログを更新。ブログに寄せられたメッセージに感謝するとともに、「私は生きることを捨ててはいません。ただ、そんなに長く生きられる身体ではないなと思っているだけです」と心境をつづった。

 2006年に体調が悪化。アルコール性の肝硬変で、大量の飲酒が原因。3つの病院に入院したが「結局、回復の見込みはなく」現在は出身地の福岡県で1人暮らしをしている。

 林葉は、読者からの肝臓移植をしたらどうか?という提案に対し「それにボロボロかもしれないけど、私は自分のモノ(ボロ肝)で勝負する。こう見えても私はいまでも勝負師なんです。自分の身体で勝負できなくなったら、それはそれまでです。これまでの人生でもいろいろお騒がせして、好き勝手に生きてきた私が、人の肝臓まで貰ったら申し訳ないですよ。ダメダメ、そんなもったいないことをしては。もっと必要な人に回すべきものです」と説明。“本音”として「病院は嫌いなんです」と明かした。

 「それに本当に自分の人生、楽しかったんですね。テレビではああいう部分をセンセーショナルに使いますけど、後悔なんてなんもないですよぉ。プロ棋士になって、小説家もやって、カレー屋もやって、豊胸もして。やりたいことみんなやったと思います」と達観した様子も見せたが、「いまの私は食べることに幸せを感じています。食べるとエネルギーが湧いてきます。なにを食べるかって本当に大事です。本にはそういったことを書きました。ぜひ、読んでみてください」と25日に発売される著書「遺言―最後の食卓」(中央公論新社)の宣伝もするたくましさも見せていた。

続きを表示

2014年2月22日のニュース