視聴率はメダル級!?深夜でも真央涙の瞬間19・5%

[ 2014年2月22日 05:30 ]

ソチ五輪フィギュアスケート女子フリーの演技を終えた直後の浅田

 浅田真央(23=中京大)らが出場のソチ五輪フィギュアスケート女子フリーを中継したNHK総合の番組(21日午前0~2時)は、関東地区で平均視聴率15・1%をマークしただけでなく、瞬間最高は午前1時47分に19・5%を記録。浅田が演技終了直後に感極まり、涙を浮かべている場面だった。

 前日のショートプログラム(SP)の視聴率は平均が11・2%、瞬間最高は浅田の演技の直後で15・1%。浅田はSPでミスを連発して16位発進となりメダル獲得の期待が薄まっていたが、集大成のフリーの演技を見届けようと注目が集まったようで、平均が3・9ポイント、瞬間最高も4・4ポイント上昇した。

 NHK総合の同時間帯の前4週平均は6・0%で、異例の高数字。同局関係者は「メダルとは関係なく、浅田の演技を見たいという思いが視聴率に表れている」と指摘しており、関西地区でも平均14・4%、瞬間最高20・0%を記録。浅田、鈴木明子(28)、村上佳菜子(19)の出身地である名古屋地区でも平均14・6%、瞬間最高19・9%を記録しており、女子フィギュア界をけん引してきた浅田の“五輪最後の舞”を見届けようという、日本中からの熱視線が数字を押し上げたようだ。

 鈴木や、金メダルを獲得したロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)らが出場した時間帯の中継番組(NHK総合、21日午前2~4時15分)の平均は関東地区で13・6%、関西地区で14・5%、名古屋地区で14・3%だった。

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2014年2月22日のニュース