神野美伽 ビッグバンド演奏でデビュー30周年コンサート

[ 2013年10月11日 21:18 ]

ビッグバンドなどをバックに熱唱する神野美伽

 デビュー30周年を迎えた演歌歌手・神野美伽(48)が11日、東京・渋谷区の渋谷公会堂で「神野美伽のコンサート2013」と銘打ったコンサートを開いた。

 毎年秋に行っているコンサートで、毎回、いろいろと趣向を凝らしたステージでファンを楽しませているが、今年は30周年記念ステージで、「あっという間の30年でしたが、今年はとても幸せな30周年をここまで過ごさせていただいています。今日のコンサートでは、いままでで最高の歌を歌いたいと思います。いままでで一番穏やかで、楽しみな今日です」とあいさつ。

 今回の見どころは「自分がいままで生きてきた48年間の体の中にある自分の歌を1回ここで全部確認して、整理しておこうかなと思って選曲しました」とし、「小さいときから自然に体の中に入り込んでいた洋楽も歌いますし、もちろん私と韓国の歌との関わりも切れないので、以前も歌っている歌をいまの自分の感情で歌ってみたい。それからビッグバンドの編成でいつか自分のボーカルを鳴らしてみたいなと思っていたので、『New Hard Horns』の皆さんに、それに見合う音楽の場面だけ参加していただくというぜいたくなことを今年はやります」とアピール。

 ビッグバンドの演奏をバックに新曲「海猫」をはじめ、「男の海峡」「波止場にて」、人気ピアニスト・小原孝のピアノ伴奏で故・越路吹雪さんのカバー曲から「サン・トワ・マミー」「復讐」、10月9日発売のニュー・アルバム「矜持(きょうじ)~PRIDE~」から「ダニーボーイ」「座頭市子守歌」「歌謡浪曲 無法松の一生」、オリジナル曲から「男船」「浮雲ふたり」「あんたの大阪」、それに1984年3月発売のデビュー曲「カモメお前なら」など全25曲を熱唱。

 また、愛川欽也&うつみ宮土理をはじめ、西川きよし&ヘレン、国仲涼子、杉本彩、高島礼子、藤田朋子、藤山直美ら多くの芸能人からのお祝いメッセーが届けられ、杉本彩は「日本にもこんな素晴らしい表現者がいるんだと感動しました」とコメントを寄せた。

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2013年10月11日のニュース