KAT―TUN亀梨 田中脱退で胸中生告白「すごく悔しいです」

[ 2013年10月11日 11:29 ]

元「KAT―TUN」の田中聖

 「KAT―TUN」の亀梨和也(27)が11日、日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」(月~金曜前5・50)と「スッキリ!!」(月~金曜、前8・00)と続けて生出演し、元メンバーの田中聖(27)が先月末にジャニーズ事務所との専属契約を解除された問題について、現在の心境を告白した。

 「ZIP!」では、番組後半で12日から始まる主演の新ドラマ「東京バンドワゴン」(土曜後9・00)の番宣のため、共演の玉置浩二(55)ともに出演。MCの同局の桝太一アナウンサー(32)から田中の件でのコメントを促された亀梨は「本当にこの件でたくさんの方たちにご迷惑・ご心配をおかけしてしまっていることを申し訳なく思っています。すいません」と騒動を謝罪した。

 その後、「スッキリ!!」に番組が切り替わると、これまでの経緯をまとめた5分間のVTRが流れる中、スタジオを移動する亀梨の姿が映し出された。スタジオに到着し、VTRを神妙な顔で見つめた後、「すごく僕自身は悔しい思いがある。最初に一人抜けて、5人でこれからやっていくんだという思いの中で、それが叶わないってことはすごく僕は悔しいです」と今回の契約解除について率直な気持ちを明かした。

 「これまでもいろいろな話をしてきた。その時は(田中)聖も反省している、とは言っていたが、なかなか改善できなかった部分があるから、こういう(契約解除という)結果になった。事務所から注意があった時も何回も話をしてきた。もっともっと自分にもできたことはあったかなと後悔はある」と亀梨。

 事務所発表では解除理由について「度重なるルール違反があった」とある。その理由について「詳しいことは僕らメンバーにもこと細かに説明されているわけではない」と前置きしながらも「事務所のルールというものがあって、僕らの目から見てもやり過ぎなんじゃないかという部分もあった。(副業の)お店(の経営)だったりは再三僕らも注意をしてきた」と説明した。

 田中が契約解除を受けた2日後に事務所から報告を受けた。その後、亀梨から田中に直接連絡し、話し合いの場を持ったことを明かし「5人で何時間も話し合って、けじめをつけたつもり」。「自業自得ではありますが、(田中も)しんどい状況にあると思う。どうか温かく見守っていただきたい」と元メンバーを気遣った。

 「KAT―TUN」は今後4人で活動することになる。「とにかくやるしかないという思い。これ以上こういうことはないようにしないといけないが、何としても『KAT―TUN』というグループは守っていきたい。いい方向にもっていかないといけない」と力を込めた亀梨。

 「グループを組んだ時の気持ちはすごくメンバーも大切に思っている。今回は(赤西の脱退に続き)2度目で、世間の皆様、スタッフの皆様にご迷惑をかけて本当に申し訳ない気持ち。(グループ結成)当時の気持ちで『KAT―TUN』で大きくなっていくんだ!という気持ちで今後もやらさせていただきたい。今後は4人で、前を向いて進んでいきたい。ファンの皆さんともできるだけ多く一緒の時間を共有する活動をしていきたい」とカメラをまっすぐに見つめ、テレビの前のファンにメッセージを送った。

 亀梨は番組冒頭の約10分間に出演。本来は番宣のための出演だったが、田中の脱退についての話題に終始し、宣伝の言葉はまったくなかった。

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2013年10月11日のニュース