大島優子が憲法を語る TAP―iで新企画「AKBと学ぶニュース」

[ 2013年5月21日 06:00 ]

「TAP―i」の新企画「AKBと学ぶニュース講座」で政治を学んだ大島優子と、講師役の岸井成格氏

 AKB48のエース・大島優子(24)が憲法を語る!?スポーツニッポン新聞社と毎日新聞社がタブレット・スマートフォン向けに配信する電子媒体「TAP-i」でAKBが新企画をスタートさせる。その第1弾が「AKBと学ぶニュース講座」(動画)。メンバーが今起きているニュースや時事問題などを学んでいくもので、初回の生徒は大島優子、講師にはTBS「ニュース23」アンカー・岸井成格氏(68)。このほかにも、選抜総選挙をさらに楽しめる新企画なども随時スタート。ファン必見の新企画は21日配信開始、アプリをダウンロードしてご購読ください。

 「AKBと学ぶニュース講座」第1回のテーマは「政治」。大島は「興味はあるんだけど、どう理解したらいいのか分からない」と漏らしながらも、知力系バラエティー番組でもお墨付きの“脳力”をフルに発揮した。

 特に長所が光ったのは、今夏の参院選で焦点の一つになりそうな憲法改正問題。歴史背景や現在の論点に関する岸井氏の説明にじっくりと耳を傾けながら、矢継ぎ早に質問をぶつけた。

 大島「憲法って何条まであるんですか?」

 岸井「意外とみんな知らないけど、99条まである」

 大島「憲法9条には何が書かれてるんですか?」

 岸井「見出しが戦争放棄。重要な点は、戦力を持たないこと」

 大島「何で憲法改正に反対する意見が出てくるんですか?」

 岸井「注目してほしいのは、平和主義、平和外交。このおかげで(戦後の)日本は戦争に巻き込まれたことがない」

 ふだんは常に笑顔を絶やさないAKBのエースも岸井氏の説明に対し、ずっと真剣な表情を見せ、何度も「なるほど」とうなずいた。

 さらに、安倍政権が進める「アベノミクス」に絡んだ経済の問題では独自の思いを吐露。昨年の選抜総選挙の経済波及効果が200億円と試算されたことについて「経済を動かしている実感は全然ないですよ」と笑いながらも「エンターテインメントで日本に元気を与えていきたい」と強調し、岸井氏からもエールを受けた。

 約45分間の講義が終了すると、岸井氏は「よく勉強している。頭の回転が速いね」と感心した様子。大島も「とても面白かった。またやりたいです!」と、次の講義を受けることを熱望した。

 TAP―iでは6月8日に日産スタジアムで開催される第5回選抜総選挙の開票に向けた新企画も随時スタート。「総選挙が終わったら何をしたい?」など独自の質問にメンバーがどう答えるか注目だ。

 【TAP―i】
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