SKE高柳明音 ラジオに挑戦、褒められ自信 トーク力磨いてます

[ 2013年4月9日 10:00 ]

DJブースでポーズをとる高柳明音

 SKE48の高柳明音(21)が今月からラジオのパーソナリティーを務めている。TOKYO FM「高柳明音の暗黙の了解」(毎週土曜深1・30~2・00)がその番組。ルックスや歌、踊りではなく、声とトーク力での勝負。「アイドルに興味のない方、SKEを知らない方にも聴いてほしい」とファン拡大を期している。

 --自分の声についてどう思いますか?

 「自分の耳で聞こえる声と、ほかの人が聞いている声は違うじゃないですか。昔、お母さんがビデオカメラで取った私の声を聞いた時“私、こんな声をしてるんだ!?”って、正直凄く衝撃を受けたんです。納得のいく声じゃなくて、ちょっと落ち込みました」

 --自分で思っている声とどう違った?

 「思ったより女の子らしくない声でした。もうちょっと可愛い声だと思ってたんです。私の声って、少しハスキーなんですよね」

 --気に入らなかった?

 「好きじゃなかったです。でも、だんだん慣れてきました。アイドルの曲を歌う自信はなかったんですけど、周りに私の声が好きだと言ってくれる人が多くて、ファンの方もそうだし、メンバーにも“明音の声が好き”って言ってくれる子もいるから、ちょっとずつ自信がついてきました。今回も、この番組のスタッフさんに“声、凄くいいよ”って褒められたので、生かしていければいいなと思います」

 --良い声だと思います。しっとり落ち着いていて“大人の女性”という感じがします。

 「ワオッ!うれしいです(笑い)。見た目がその逆なので、声だけだと大人っぽく感じるかもしれませんね。私、落ち着いた声も出せるんです」

 --自分の滑舌についてはどう思いますか?

 「滑舌は本当に悪くて、凄くかむんですよ(苦笑い)」

 --放送を聴いた限りは大丈夫そうでしたけれど?

 「昨年、お仕事で朗読劇をさせてもらったんです。生の舞台だから、かんでもやり直しがきかない。稽古の時はちょくちょくかむことがあって“かんでも、さらっと言い直せばいい”とアドバイスされてました。でも、神経をとがらせて本番に臨んだら、かまないで済んだんです。かまないためには集中力が必要なんだと学びました」

 --自分のトーク力については?

 「うまいか下手かは分からないですけど、SKEに入って時間がたつにつれて、考えて話すようになりました。面白いオチをつけるために話の順番を並べ替えたりして」

 --ちゃんと構成を考えるようになった?

 「ちょっとずつですけど。SKEには見習いたいメンバーがたくさんいるんです。例えば、佐藤実絵子さんはみんなに話を振るのがうまい。それで知識が豊富だから、返ってきた答えに自分の知識を挟んで話を広げられる。聞いていて勉強になります」

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