S・フィールド、シャイな性格に仮面をかぶり「幸せって何?」

[ 2013年3月25日 14:16 ]

これまで「シャイな性格と闘ってきた」と告白した女優サリー・フィールド

 女優サリー・フィールド(66)がこれまでずっと自分のシャイな性格に苦しまされて生きてきたと告白している。

 注目作「リンカーン」でお馴染みのサリーはこれまで常に自分の内気さと戦ってきたといい、ハリウッド女優として成功するために、大人になってからはずっと自分の本来の性格を隠し仮面をかぶって振舞っていたと明かしている。

 「シャイなことがどれだけ自分を苦しめるかってちゃんと分かっていればよかったわ。18歳で初めてお仕事を始めたんだけど、まだ 子どもだったし自分の仕事上の権利についても全然知らなかった。結局自分のシャイな性格は中年になるまで引きずっちゃったの.ある意味でこんな性格は常に私という人間の一部だったわ。シャイってヨダレを滴り落とした大きくて醜い悪魔のようなものだと考えているわ」とまで語っている。

 「でも私のような人って案外多いと思うわ。仮面をかぶって生きている人って。誰もそんなこと認めたくないから、そういう話題ってあんまり耳にしないでしょ」

 さらに、オスカーを2度も受賞しているにも関わらず、本当の幸せを感じたことは一度もなく、子ども時代に自分の家族の財産が没収された苦い経験からいつも全てのことに懐疑的になり、常に不満足の状態で生きてきたと明かしている。

 英ザ・サン紙のインタビューでは「お金についてちゃんとした教育を受けておけばよかったと思ってるの。長いことお金の心配をしてきたわ」とも。

 サリーは女優の母親と継父の俳優ジョック・マホニーとの裕福な家庭で育った。「でも、家や車を接収されて、家族で小さな家に引っ越す羽目になったの。だからいつも全財産を失くしてしまうんじゃないかって心配しながら過ごしてきたわ。結果的に幸せを見つけることは難しいのね」と振り返り「幸せって何?何度も苦しい思いをしてきたわ。幸せって私が考えているような定義とは違うものみたいね」と複雑な胸の内を語った。

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2013年3月25日のニュース