河内家菊水丸 105日ぶりの“復活唱”「病気していたとは思えない」

[ 2013年3月3日 06:49 ]

「吉本百年物語」2月公演千秋楽で“復活唱”する河内家菊水丸(右から2人目)

 昨年末に甲状腺乳頭がんの手術を受けた伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(50)が2日、大阪・なんばグランド花月で「吉本百年物語」2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」の千秋楽に登場し、月亭方正(45)らキャストをねぎらう即興の河内音頭を歌唱した。

 昨年11月に知人の結婚式で河内音頭を披露して以来、105日ぶりの“復活唱”。「せっかくですから」と3分半ほど熱唱し、回復をアピール。昨年の4月公演で口上を務めていることから「4月には幕開けを、今度は幕をしめる大役をおおせつかりました」と意気込みを語った。菊水丸の“生歌”を初めて聞いたという方正は、「すごい艶のある歌声で迫力があった。病気していらしたとは思えない」と絶賛していた。

 菊水丸は昨年10月の人間ドックでがんが見つかり、同12月25日に手術。今年1月末にスポニチ本紙コラム「珍宝堂」で仕事復帰した。今後は3月公演「百年感謝 これからもよろしく」(20日初日)の出演が決まっており、同舞台で本格復帰する。

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2013年3月3日のニュース