歌手の岡本敦郎さん死去 「高原列車は行く」がヒット

[ 2013年1月7日 17:30 ]

死去した岡本敦郎さん

 「高原列車は行く」など往年のヒット曲で知られる歌手の岡本敦郎(おかもと・あつお)さんが7日、亡くなっていたことが分かった。88歳だった。

 死因は脳こうそくで、昨年12月28日午後4時14分に死去した。葬儀は昨年12月31日に親族のみで営まれた。

 1924年(大14)12月25日、北海道小樽市生まれ。武蔵野音楽学校(現武蔵野音大)卒。終戦直後の1946年(昭21)、コロムビア専属新人歌手募集に応募し、5月に「朝はどこから」で、安西愛子とのデュエットで歌デビュー。その後、伸びやかな美声が人気を博し、「白い花の咲く頃」「リラの花咲く頃」「高原列車は行く」など、50年代を中心に曲がヒットした。NHK紅白歌合戦には計9回出場した。
 

続きを表示

2013年1月7日のニュース