あっちゃん　最優秀新進女優賞「大きな可能性を感じさせた」

　ＡＫＢ４８を卒業した女優の前田敦子（２１）が第４回ＴＡＭＡ映画賞の最優秀新進女優賞を受賞した。１０日、市民映画祭「ＴＡＭＡ　ＣＩＮＥＭＡ　ＦＯＲＵＭ」の公式ホームページで発表された。

　西村賢太氏の芥川賞作品を映画化し、ヒロインを演じた「苦役列車」での演技が「単なるミューズではなく、生活の実感や煩悶、不安を抱え、バブル期を前にした時代の空気感を身にまとった演技に、今後息の長い女優としての活躍する大きな可能性を感じさせた」と評価された。

　ＴＡＭＡ映画賞は市民映画祭「ＴＡＭＡ　ＣＩＮＥＭＡ　ＦＯＲＵＭ」のプログラムの１つ。授賞式は１１月２３日、東京・多摩市のパルテノン多摩小ホールで行われる。