桂文治の十一代目を襲名 新宿末広亭で披露興行

[ 2012年9月21日 20:07 ]

 落語家の桂平治(45)が21日、落語の「桂」派の祖とされる大名跡「桂文治」の十一代目を襲名し、東京・新宿の寄席「新宿末広亭」で披露興行を始めた。

 この日の口上には、所属する落語芸術協会の三遊亭小遊三副会長らに加え、ゲストで毒蝮三太夫も参加、お祝いムードを盛り上げた。

 「桂文治」は江戸後期から続き、上方で活躍した初代は職業落語家の先駆けとされる。

 新・文治は大分県出身。先代文治に入門し、1999年に真打ちに。2004年に先代が亡くなり、昨年、名前を継ぐことが決まった。

 襲名披露興行は約2カ月にわたり東京都内の寄席で催される。

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2012年9月21日のニュース