一時は芸能界復帰断念も…のりピーを翻意させた長男への思い

[ 2012年9月21日 09:27 ]

12年5月23日、後見人となっていた恩人の通夜に参列する酒井法子

 覚せい剤事件で執行猶予中の酒井法子(41)が12月に芸能界復帰することが20日、分かった。11月下旬の執行猶予明けをめどに復帰を検討していた中、映画などのオファーの中からあえて舞台を選んだ。

 連日列島の注目を集めた薬物事件。一時芸能界復帰は諦めていたが、翻意したのは中学1年の長男(13)を抱えるシングルマザーとして「生きていくため」(知人)だった。

 小学4年の夏休みに突然両親が逮捕され、しばらく友人宅に預けられていた長男。酒井は法廷で「一番つらくて悲しい思いをさせてしまった。子供にとって恥ずかしくない親になるため一生懸命頑張ります」と誓った。

 保釈後は長男が通う学校の運動会に毎年参加。車椅子で訪れた保護者を専用口に案内するなど運営にも協力し、今月中旬の運動会でも拳を突き上げて懸命に声援を送る姿が印象的だった。

 一時は芸能界に戻らないことも考えたが、周囲から「小さい頃からスポットライトを浴びてきた法ちゃんが、今さらほかの仕事をできるはずがない。子供のことを本当に思うのなら、生活のために自分が一番何ができるのかを考えた方がいい」と諭され、復帰の意思を固めた。

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2012年9月21日のニュース