ジョージ・クルーニー スーダン大統領は「最悪の戦争犯罪人」

[ 2012年3月15日 08:32 ]

 米人気俳優のジョージ・クルーニーが14日、上院外交委員会の公聴会でスーダンの人権状況について証言し、バシル大統領らを「明らかに今世紀最悪の戦争犯罪人」と批判、人権状況改善のため米政府がさらに関与すべきだと訴えた。

 クルーニーは人権問題で活動を続けており、スーダン南部の南コルドファン州などを訪問したばかり。同州では、スーダン軍と反政府勢力の戦闘が断続的に起きており、住民が「常に恐怖の中にいる」と現地の状況を証言した。

 バシル大統領に対しては、ダルフール紛争をめぐる戦争犯罪などで国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている。(共同)

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2012年3月15日のニュース