アヤパン 「人妻」の響きは…「なんだかイヤらしい」

[ 2012年2月23日 06:00 ]

高島彩アナの著書「irodori」表紙

 元フジテレビの高島彩アナウンサー(33)が著書「irodori なりたい自分に近づくチカラ」を24日に幻冬舎から発売する。

 男性デュオ「ゆず」の北川悠仁(35)と昨年10月に結婚、挙式した際の白無垢(むく)姿を初公開。「人妻」の響きに「なんだかイヤらしい気がしてしまう、自分の思考回路が心配(笑)」と明かすなど、おちゃめな素顔も垣間見られるユニークなエッセー集だ。

 著書はファッション誌「GINGER」(幻冬舎)で09年3月から3年間連載している初のエッセーをまとめたもの。そこにプライベート写真や手料理レシピ、人生を振り返った書き下ろし原稿などを加え、高島彩のすべてが分かる初の半生本になっている。

 生後11カ月の愛らしい裸ん坊の写真や、5歳の時に死別した父で俳優の竜崎勝さん(享年44)とのツーショットなどお宝写真が満載。学生時代の写真を見ると、司会業での見事な“仕切り”は、明るくつわものぞろいの女友達のおかげで身についた?と感じさせるほどにぎやかで、成人式の振り袖や成蹊大卒業式での姿はとにかくかわいい。

 「刷りたての新聞のインクのにおいで今日もまた1日が始まる」と感じていた「めざましテレビ」時代の凜(りん)とした美しさ、フジテレビ受験時の履歴書の初々しさ。そして昨年10月20日に北川と結ばれた時の白無垢姿を初めて公開している。

 筆致は明快で色彩豊か。「“人妻”“新妻”なんて響きにもあこがれますが、なんだかイヤらしい気がしてしまう、自分の思考回路が心配です(笑)」とちゃめっ気たっぷり。その一方で北川との秘話を「付き合い始めた頃、彼は真っ先に父の墓参りにきてくれました。5歳の子を残して逝った父の気持ちを大切にしてくれたんだと思います」と誠実に明かす。硬軟自在。アナウンサーとしてだけでなく、一女性としていかに健やかに成長してきたのかをうかがえる内容だ。

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