「そんなこと考えたくない」深津絵里“連覇”にジレンマ

　第３５回日本アカデミー賞の優秀賞記者発表が１６日、都内で行われ、各賞の優秀受賞作品、受賞者と司会者の関根勤（５８）と深津絵里（３９）が発表された。

　深津は「ステキな金縛り」で優秀主演女優賞に選ばれた。「悪人」で最優秀主演女優賞を獲得した昨年に引き続き名を連ね「まさかという感じです。きれいごとを言うわけじゃないんですが、わたしでいいのかなという感じです」。

　今は優秀賞に選ばれたことよりも「人生で初めて」だという司会のことで頭がいっぱいで「わたしのノミネートはあまり実感がないという感じですかね」と苦笑い。最優秀主演女優賞の受賞者が翌年の司会を務めることが慣例となっているため、もし今回も受賞すると来年も司会を務めることになるが「そんなこと考えたくないというと失礼になっちゃいますけど、また奇跡のようなことが起これば、来年もまた関根さんに司会をしていただけたらいいなと思います」と共に司会を務める関根を頼もしそうに見つめた。