大空祐飛さばさば「男役が面白くなったから卒業」

宝塚退団会見を行う大空祐飛

　来年７月１日の東京公演千秋楽で退団する宝塚歌劇団宙組トップスターの大空祐飛が２７日、大阪市内で会見した。

　今年で在団２０年。小林公一理事長に「旧宝塚大劇場を知る最後のトップスター」と紹介され、さばさばした表情で「自分自身、ようやく男役が面白くなったと思えるようになり、これで卒業できると思った」と決断理由を説明。退団後は「７月まで男役をまっとうすることが目下の目標で、まだ何も考えていない」と話すにとどまった。