1年の感謝込め…桂三枝ら「繁昌亭」前で餅つき

[ 2011年12月28日 11:12 ]

「天満天神繁昌亭」前で餅をつく桂三枝(中央)ら

 1年間のごひいきに、感謝を込めて―。上方落語協会は28日朝、大阪市北区の定席「天満天神繁昌亭」前で歳末の餅つき大会を開き、会長の桂三枝らがついた餅を、集まったファンらに振る舞った。

 今年で3回目。三枝は「来年も皆さまにとって良い年になりますよう、幸せを祈念してつきたい」とあいさつした。太鼓などの鳴り物がにぎやかに響く中、法被姿の月亭八方や桂米団治たちが次々ときねを握り、女性落語家の桂あやめらがつきたての餅を手際良くまるめた。

 ぜんざいやきな粉餅を口にした近所の親子連れなどが「ほかほかです」「甘さがいい感じ」と、身も心も温まる贈り物を味わっていた。

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2011年12月28日のニュース