新藤監督 引退撤回?「100歳の映画を撮りたい」

[ 2011年12月28日 16:34 ]

「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式に登場した新藤兼人監督

 「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の表彰式が28日、都内のホテルで行われ、主演男優賞の松山ケンイチ(26)、主演女優賞の宮崎あおい(26)ら各賞の受賞者たちが顔をそろえた。

 「一枚のハガキ」で作品賞、監督賞をダブル受賞した新藤兼人監督(99)も出席。日本の映画監督として現役最高齢の新藤監督は「ありがとうございました。監督賞は欲しかったんですけど、やっと手に入りました」と喜びを語った。

 これまで「一枚のハガキ」を“映画人生最後の作品”としてきた新藤監督。「限界がきたと思っていますけど、周囲が許せばもう1本、100歳の映画を撮りたいと思っています」と次回作への意欲を見せ、出席者を驚かせた。

 表彰式には、このほか助演男優賞の西田敏行(64)、助演女優賞の加賀まりこ(68)、新人賞の井上真央(24)、「探偵はBARにいる」で石原裕次郎賞を受賞した大泉洋(38)も出席した。

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2011年12月28日のニュース