やっぱり強い人気シリーズ続編 「チーム・バチスタ3」が見せた底力

[ 2011年9月21日 11:17 ]

フジテレビ系連続ドラマ「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」で主演した伊藤淳史

 俳優の伊藤淳史(27)主演フジテレビ系の連続ドラマ「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」(毎週火曜後10・00)の最終回が20日に放送され、平均視聴率が15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。最終回は10分拡大で放送され、全話を通じて最高の数字を記録。全話の平均は12・9%だった。

 08年10月クールの「チーム・バチスタの栄光」(最高視聴率16・5%)、10年4月クールの「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」(最高視聴率16・0%)に続く、人気医療ミステリーシリーズの第3弾。『死因不明社会』をテーマに、東城医大心療内科・特別愁訴外来の医師・田口公平(伊藤)と厚生労働省大臣官房秘書課付技官の白鳥圭輔(仲村トオル・45)の名コンビが「Ai(死亡時画像診断)」センターの設立を巡って起こった殺人事件の解明に挑んだ。共演は小西真奈美(32)、高橋克典(46)、福士誠治(28)ら。

 初回は14・2%と上々のスタートを切ったが、その後はやや伸び悩み。それでも人気作の続編とあって、安定した人気を保った。最終回まで真犯人が分からないハラハラした展開に一時下がっていた数字も上昇し、人気シリーズの底力を見せた。

 描き方は違ったものの、同じ死因究明の世界を描いた日本テレビ系連続ドラマ「ブルドクター」との数字対決も見どころだったが、「ブルドクター」も健闘し、結果的には引き分けと言えそうだ。

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2011年9月21日のニュース