関学大准教授が秘話“水力と火力でOK!”

[ 2011年6月23日 06:00 ]

福島原発をテーマにトークショー&ミニライブを行った(左から)イ・ヨンボ、関学大・朴勝俊准教授、旭堂南陽

 東日本大震災の復興支援チャリティーイベント「講談師・旭堂南陽と“福島”を語ろう!」が22日、スポニチプラザ大阪で開催された。朴勝俊・関学大准教授(37)がゲスト出演し、旭堂南陽(34)と環境経済学の立場からトークショーを展開した。

 「日本全体の電力は水力と火力だけで賄えるが、各電力会社の事情もある」と朴准教授。「原発30キロ圏内から避難しない人もいますが?」との南陽の質問に「20キロ圏内は政府のいわば命令ですが、30キロ圏内だと自己判断となり、損害賠償が受けられなくなる可能性がある」と被災者の苦しい胸の内を代弁した。

 第2部ではシンガ―ソングライター、イ・ヨンボ(55)がミニライブを開き「絆の力」「ほら!春がきた!」などを披露。23日の同イベントでは福島民報社大阪支社長の黒澤一省氏がゲスト出演する。

続きを表示

2011年6月23日のニュース