勘三郎6カ月半ぶり!涙の飛び入り出演

[ 2011年6月23日 06:00 ]

 突発性難聴で休養中の歌舞伎俳優の中村勘三郎(56)が22日、東京・渋谷のシアターコクーンで上演中の歌舞伎「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」に飛び入り出演した。体調が良好だったため急きょ決めたという。

 舞台への出演は約6カ月半ぶり。特別に用意された大星由良之助役で約5分間の出演となった。久々に長男の勘太郎らとともに舞台に立った。カーテンコールにも登場し、総立ちの観客の割れんばかりの拍手に思わず涙ぐむ場面もあった。

 同公演は27日までだが、23日以降の出演は未定。勘三郎は来月23、24日に松本市で行われる舞踊公演で本格的に舞台復帰することが決まっている。

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2011年6月23日のニュース