国生さゆり “中国13億人の妹”に褒められ上機嫌「優雅な方」

[ 2011年6月21日 15:41 ]

映画「サンザシの樹の下で」プレミア試写会にゲストで登場した(左から)ショーン・ドウ、チョウ・ドンユィ、国生さゆり

 映画「サンザシの樹の下で」プレミア試写会が21日、都内の映画館で行われ、主演のチョウ・ドンユィ(18)、ショーン・ドウ(22)が女優の国生さゆり(44)ともに登場した。

 主演のチョウ・ドンユィは7000人の中からオーディションで選ばれたヒロインで、この作品のヒットをきっかけに今では「中国13億人の妹」と言われるほどのスターに上り詰めたシンデレラガール。初恋がモチーフの映画ということで、チョウ・ドンユィは「いつかこういう初恋ができたらいいなと期待しています」と微笑んだ。

 3回目の来日だというショーン・ドウは「ラーメンおいしい、刺身おいしい、酒おいしい」と日本語であいさつ。「本当に日本が大好きで、東京の街の雰囲気が大好き」と笑顔。恋愛観を聞かれると、「決して草食系ではないです。自分が好きな女性がいれば、積極的にアプローチします」と肉食系をアピールした。

 花束を持ってゲストとして登場した国生は「2人の抑えた演技が素晴らしく、涙なくしては見られない、切ない純愛ドラマ。(実際の2人も)2人ともさわやかでみずみずしくて、映画同様でいい子」と絶賛。そんな2人から「つい目をそらしてしまうぐらい、優雅な方」(チョウ・ドンユィ)「玉蘭のよう」ショーン・ドウ(22)と絶賛され、上機嫌になっていた。

 「サンザシの樹の下で」は「初恋のきた道」のチャン・イーモウ監督の最新作で、中国版「世界の中心で愛を叫ぶ」と言われ、300万人が感動した実話をもとにした人気小説の映画化。文化大革命の中ではかなく散った、身分違いの許されぬ愛を描いた純愛物語。7月9日より新宿ピカデリーほかで全国順次ロードショー。

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2011年6月21日のニュース