海老蔵殴打の伊藤リオン被告「今思えばやりすぎた」

[ 2011年3月3日 11:01 ]

 歌舞伎俳優市川海老蔵(33)に重傷を負わせたとして傷害罪に問われた解体業伊藤リオン被告(27)の第2回公判が3日、東京地裁(板野俊哉裁判官)で開かれた。

 被告人質問で伊藤被告は「今思えば、やりすぎてしまった。海老蔵さんに大けがをさせただけでなく、社会的、経済的にも迷惑を掛けた。反省している」と述べた。

 検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論で結審する予定。

 弁護側は起訴内容を認めた上で、東京・西麻布の雑居ビルにある飲食店で海老蔵が知人の元暴走族リーダーに頭突きしたのが事件の発端と指摘。元リーダーを守るための過剰防衛に当たると主張している。

 起訴状によると、伊藤被告は昨年11月25日午前5時すぎから同55分ごろ、飲食店で海老蔵の顔を拳で殴ったり、腹や腰を蹴ったりして約2カ月のけがを負わせた、としている。

続きを表示

2011年3月3日のニュース