「ティファニーで朝食を」監督 B・エドワーズ氏死去

[ 2010年12月17日 11:11 ]

妻のジュリー・アンドリュース(右)が受賞したケネディ・センター名誉賞の表彰式に出席したブレイク・エドワーズ氏=2001年12月

 米脚本家、映画監督のブレイク・エドワーズ氏が15日、肺炎の合併症により米カリフォルニア州サンタモニカの病院で死去した。88歳だった。AP通信などが報じた。

 オードリー・ヘプバーンさんが主演した「ティファニーで朝食を」(1961年)でスタイリッシュな監督の地位を確立。「酒とバラの日々」(62年)「ピンク・パンサー」シリーズなどでも名声を得た。

 妻で女優のジュリー・アンドリュースは16日、「彼は今まで出会った中で最もユニークな人物で、私の伴侶だった」との声明を発表した。

 22年、オクラホマ州タルサ生まれ。父親も映画界で働いており、子どものころからハリウッドで育った。俳優として映画デビューしたが、脚本家、監督に転じた。2004年にアカデミー名誉賞を受けた。(共同)

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