「灰皿に酒入れてない」海老蔵一問一答(1)

[ 2010年12月7日 23:20 ]

市川海老蔵の記者会見に集まった多くの報道陣

  市川海老蔵の記者会見の主なやりとりは次の通り。

×   ×   
 ―無期限の公演への出演見合わせについて。
 やはり、歌舞伎というものに対する私の浅はかな行動に対して、当然(の処分)だと思います。
 ―歌舞伎を辞める気持ちは。
 今のところ、そのような質問に明確に答えるような状態ではございません。
 ―両親、妻に対して。
 言葉では言い表せませんが、親不孝をしたと感じています。妻にも、うまく表現できませんが、ただただ申し訳なく、どのように謝っても謝りきれない思いです。
 ―謹慎期間には。
 人としてあるべき姿、きちんと生きるということを考え、過ごす時間に当てたいと思います。
 ―事件について話してほしい。
 お酒をたしなんでいたので、酩酊状態でしたが、覚えている範囲であれば、お答えさせていただきたいと思います。
 ―自分から暴力を振るったか。
 そのようなことは一切ございません。
 ―事件の原因を海老蔵さんがつくったとも言われているが。
 そのような記憶はございません。
 ―人を介抱していたというが。
 介抱した記憶がございます。お酒に酔っている様子ですぐに倒れてしまったので、それを起こすように介抱しました。
 ―灰皿で飲ませたというが。
 灰皿にお酒を入れるということはしていません。
 ―相手との関係は。
 もともと知り合いではありません。どなたとも面識はなかった。その日に初めて会いました。
 ―けがの状況は。
 全身多発外傷で全治2カ月と診断されました。
 ―海老蔵さんは完全な被害者か。
 はい。
 ―充血してる左目に違和感はあるか。
 みなさんがご覧になるよりは、ございます。
 ―暴行を受けていた時間は。
 どのくらいの時間かは正確には分かりませんが、私には非常に長い時間に感じました。
 ―「死ぬかと思った」と言ったというが。
 暴行を受けている時、また逃げている最中、死ぬかと思いました。
 ―殴ったとされる相手に(傷害容疑で)逮捕状が出ているが。
 相手の方に関しましては、捜査中ですので、私から何か申すようなことはございません。
 ―店を出た後で覚えていることは。
 本当に、命がかかるような問題だったので、混乱しておりまして、追い掛けられたであろうという記憶はございますが、どのように走り、どのようにしたのかはっきり覚えておりません。

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2010年12月7日のニュース