ガッキー感涙「ハナミズキ」観客大合唱、そして…

[ 2010年8月22日 06:00 ]

映画「ハナミズキ」舞台あいさつで感極まる新垣結衣

 映画界は21日、夏休み後半戦に突入し、話題作や注目作が相次いで封切られた。都内各所で行われた初日舞台あいさつでは、各作品の主演陣らが華やかな衣装やコスプレでPR合戦。「ハナミズキ」に主演した新垣結衣(22)は観客からの歌のプレゼントに感激し、泣きだす一幕も。また、夏の全国高校野球選手権大会で地元沖縄の興南高校が優勝し、那覇市出身のガッキーには二重の喜びとなった。

 ガッキーにとって格別の公開初日となった。生田斗真(25)が演じる故郷・北海道の男性との愛を描いた作品。新垣は、高校時代からキャリアウーマンとなった28歳までの10年間を演じ、女優としての新境地を開いた。
 舞台上で土井裕泰監督に「10年の内面からの成長を演じてくれてありがとう」と花束を渡されると、「いろいろなことがこみあげてしまって…」と目を潤ませた。そして、歌詞が映画のモチーフとなった一青窈(33)のヒット曲「ハナミズキ」を約700人の観客が大合唱すると、感激して涙がこぼれ、何度も手でぬぐった。
 赤い花を咲かせる「ハナミズキ」の花言葉は「返礼」。新垣はこの意味を強く受け止めており、「本当にありがとうございます」と観客に頭を下げた。舞台あいさつ終了後もスタッフらに初日を迎えたお礼を言い続けた。そこに飛び込んできたのが、興南高の優勝。「皆さんが全力で勝ち取った歴史は沖縄にとっても誇りになったと思います!」と喜び、「沖縄に熱い感動をありがとう!」。この日、2度訪れた感激に気持ちを込めてお礼した。

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2010年8月22日のニュース