中村雅俊 更年期にもやさしいコンサート

[ 2009年12月6日 00:18 ]

満員のファンの前で熱唱する中村雅俊

 気俳優で歌手・中村雅俊(58)が5日、東京・中野区のサンプラザホールで「中村雅俊コンサートツアー2009『Now&Forever』」と銘打ったコンサートを開いた。

 この日は、9月12日の東京・大田区民ホール「アプリコ」からスタートした全国9カ所(全9公演)でのコンサートツアーのファイナル。

 約2200席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンを中心に満席の中、「この雨の中、インフルエンザの猛威の中、この不景気の中、ようこそいらっしゃいました。一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思います。今日がラストコンサートです。9月から始まりまして、今日がラスト、あっという間でした」とあいさつ。

 「最近、2曲ぐらい歌っただけで汗が出てくるんですよ。確かに厚着はしますけれど…。ひょっとすると厚着のせいじゃなくて、更年期障害、まっただ中かもしれません。今日オレ、頑張って歌いますけど、ときどきぱっと転がったときは、更年期障害かなという優しい目で見てくださいね。 このコンサート、今日がラストコンサートです。あっという間でした。更年期障害というわけじゃないですが、曲もかなり地味めな曲を選びました。立ち上がって手拍子をするような曲もありません。あまり知っている曲もありません。ですから皆さんのすることは、ただひたすらそこに座っている。そして、知らない曲が流れたら隣同士で、『あなた、この曲知ってる?』『知っているわけないじゃない』、こういう会話を続けながら2時間半過ごしましょう」

 そんなジョークも交えながら新曲「涙」をはじめ、CMソングから「心の地図」「あなたにあげたい愛がある」、往年のヒット曲から「時代遅れの恋人たち」「心の色」「俺たちの旅」「ふれあい」 「恋人も濡れる街角」「想い出のクリフサイド・ホテル」など全23曲を熱唱した。

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2009年12月6日のニュース