常用?押尾容疑者の毛髪からMDMA成分検出

[ 2009年12月6日 20:17 ]

押尾学容疑者

 一緒にマンションの部屋にいて死亡した女性に合成麻薬MDMAを譲り渡したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕状が出ている元俳優押尾学容疑者(31)の毛髪からMDMAの成分が検出されていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は同容疑者が自らMDMAを入手し、日常的に使用していた疑いもあるとみて調べている。

 捜査1課は、押尾容疑者にMDMAを渡したとして同法違反容疑で知人でネット販売業の男と、証拠隠滅容疑で元マネジャーの男の逮捕状を取得しているが、知人の男の行方が分からなくなっており、所在が確認され、3人の容疑が固まれば逮捕する。
 使用罪の公判などで押尾容疑者は、死亡した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=と使用したMDMAを「田中さんからもらった」と主張。過去にMDMAを使用したのは米国内だけと供述した。
 しかし、捜査関係者によると、押尾容疑者の毛髪を鑑定した結果、MDMAの成分を検出。捜査1課は常用していた疑いがあると判断した。
 さらに押尾容疑者と付き合いのあった別の女性が任意の事情聴取に対し、「MDMAは押尾容疑者からもらい、一緒に使用した」と証言。国内でも使用していた疑いが浮上した。

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2009年12月6日のニュース