新型インフルにたたられ…朝日放送２年連続純損失

　朝日放送が５日発表した２００９年９月中間連結決算は、売上高が前年同期比７・７％減の３７６億円、純損益は７５００万円の赤字（前年同期は１１億円の赤字）で、中間期として２年続けて純損失に陥った。

　不況で主力の放送事業の広告収入が減り、新型インフルエンザの感染拡大でイベント中止が相次いだことも響いた。
　１０年３月期は当初予想を据え置き、売上高７５０億円、純損益は番組制作費圧縮などの経費削減で１１億円の黒字を見込んでいる。