100万人が泣いた「PENGIN」が熱い

[ 2009年10月5日 06:00 ]

結成9年でフルアルバム「PENGIN HOME」をリリースする「PENGIN」

 「100万人が泣いた」という話題の歌がある。沖縄県うるま市出身の3人組「PENGIN」の4枚目のシングル「世界に一人のシンデレラ」だ。

 ♪この先五十年愛します いや生命の終わりまで一緒です

 歌詞に込められた愛する人に対する純粋な思いが印象的だ。
 8月12日に先行配信され、音楽配信サイト「着うたフル(R)」の13日付デーリーランキングで、「EXILE」らを抑えて2位。ウイークリーランキングで3位を獲得し、現在20万ダウンロードに迫っている。
 同曲の原型となるインディーズ時代のミュージックビデオは、動画配信サイトなどで異例の累計100万ページビューを記録。カリスマモデルの鈴木あや(31)が自身のブログで絶賛したことから、女子中高生を中心に話題になっていた。
 「PENGIN」は今年で結成9年目。愛知県のケーキ工場で上京資金をため、地道にライブ活動を行ってきた。7日に同曲も収録した待望の初アルバム「PENGIN HOME」をリリース。リーダーの346(サンシロウ)は「感謝の気持ちを忘れないで音楽を続けていきたい」。飛べない鳥が羽ばたく瞬間を迎えている。

 ◆PENGIN 00年に高校の同級生のXICO(キシコ、ボーカル)と346(サンシロウ、ボーカル)で結成。02年にDJカットーが加入し3人組になる。06年に上京し、神奈川・新百合ケ丘でストリートライブを開始。08年11月、シングル「オレポーズ~俺なりのラブソング~」でメジャーデビュー。

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2009年10月5日のニュース