「劔岳」制作に密着“映画づくりの教本”公開へ

[ 2009年9月26日 06:00 ]

ドキュメンタリー映画「劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日」の企画発表に出席した(左から)木村大作氏、大澤嘉工監督

 ロングラン公開中の映画「劔岳 点の記」(監督木村大作)の撮影に密着したドキュメンタリーが劇場公開される。

 25日、都内で発表され、こちらの監督を務めた大澤嘉工氏(39)と、本編の木村監督が出席。タイトルは「劔岳 撮影の記―標高3000メートル、激闘の873日」で、立山連峰で2年間にわたった撮影を記録した。木村氏は「映画づくりの教本として50年後にも残るんじゃないかな」と感激。監督から“主演俳優”の立場になり「僕も出てくるが怒鳴っているところばかり。もうちょっとインテリな部分も出してほしい」と大澤監督に注文を付けた。11月中旬から東京・新宿バルト9などで公開。

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2009年9月26日のニュース