舘ひろし念願の軍服姿「坂の上の雲」に出演へ

[ 2009年9月16日 06:00 ]

総工費6億円の戦艦「三笠」で撮影に臨んだ左から本木雅弘、舘ひろし、渡哲也

 俳優の舘ひろし(59)がNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」に出演することが15日、ロケ先の石川県加賀市のテーマパーク「日本元気劇場」で発表された。

 本木雅弘(43)演じる主人公、日露戦争海軍参謀の秋山真之の上司にあたる連合艦隊参謀長・島村速雄役。76年の映画「暴力教室」で俳優デビュー以来、33年で初の海軍軍人役に「念願がかなった。うれしい」と笑顔を見せた。
 付けヒゲをして軍服に身を包み、パーク内にある戦艦「三笠」のほぼ原寸大のセット(高さ50メートル、長さ80メートル、総工費約6億円)を使い、本木と連合艦隊指令長官だった東郷平八郎役の渡哲也(67)と撮影に臨んだ。
 海軍関連の本を読むのが趣味。「坂の上の雲」の企画を聞き、石原プロの名物番頭の小林正彦専務(73)に「軍服を着る役がやりたい」と名乗り出ており、「特に島村はやりたかった」とうれしそう。石原プロ社長でもある渡が役の上でも上司だが「いつものまま。やりやすい」と笑った。
 この日の撮影は2010年秋放送の第2部のクライマックス。第1部は11月29日スタート、第3部は11年秋に放送予定。

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2009年9月16日のニュース