東京国際映画祭「イルカ漁隠し撮り」上映へ

[ 2009年9月16日 18:28 ]

 第22回東京国際映画祭(10月17~25日)のラインアップ発表記者会見が16日、東京都内で開かれ、和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」が上映作品の一つに選ばれた。

 映画は米国やオーストラリアなどで上映されて話題となり、イルカ漁への批判が高まっている。
 映画祭の依田巽チェアマンは「上映することで起きる論争などが重要だ」としながらも「(論争などになった場合に)映画祭として責任はなく、製作者側が対応すると、文書で確認した」と説明した。
 「論争」とは何を指すのか、との質問には「(ほかの上映作品も)選定理由は公表していない。いきさつをお話しする必要はない」と述べた。

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2009年9月16日のニュース