猪木初主演映画「ACACIA」東京国際映画祭に

[ 2009年9月16日 18:10 ]

 第22回東京国際映画祭(10月17~25日)のラインアップ発表記者会見が16日、東京都内で開かれ、コンペティション出品作「ACACIA」で映画初主演を果たした元プロレスラー、アントニオ猪木、脚本・監督を務めた辻仁成監督らが出席した。

 作品は元プロレスラーと孤独な少年のきずなを描く物語。辻監督は自身の2人の息子のうち、会える機会の少ない前妻南果歩との子に、思いを伝えたくて撮ったという。
 会見で猪木は開口一番「元気ですかっ!」。「(出演依頼は)後ろからナイフで脅されて…うそだけど。フッフッフッ」とおどけ、辻監督は「猪木さんは泣くシーンでは朝から役作りしていて誰も近づけなかった。なのにどうして冗談ではぐらかすんだろう」とフォローして笑わせた。
 会見には、南果歩の再婚相手である渡辺謙の娘の杏も、映画祭のグリーンアンバサダーとして、映画祭大使の木村佳乃とともに出席した。

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2009年9月16日のニュース