和央ようかが女優再開!TVドラマで初主演

[ 2009年9月9日 06:00 ]

TBSドラマ「中央流砂」でテレビドラマ初出演、初主演の和央ようか(右)。石黒賢の妻役

 元宝塚歌劇団宙組トップスターの和央ようか(41)がテレビドラマに初出演で主演する。番組は、TBSが今冬放送するスペシャルドラマ「中央流沙」。原作は松本清張氏のサスペンスで、汚職疑惑の中で夫が不審な死をとげる主婦役を演じる。

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 宝塚時代は1メートル74の長身を生かし、さっそうとした男役で人気を集めたが、今作は正反対の役柄。「初日から、いきなりおみそ汁をこぼしてしまいました」と苦笑いしながらも「主婦は身近にたくさんいますが、演じたことも、もちろん経験もありません。最近は町で“主婦ウオッチング”ばかりしてます」と、役作りに余念がない。
 夫役の石黒賢(43)には「たたずんでいるだけなのにカッコイイ。包容力を感じます」と“ベタぼれ”。「以前なら男役の参考にさせてもらえたのに」と笑った。
 1968年刊行の原作は、石黒演じるノンキャリアの官庁職員が主人公だが、今作は「和央さん主役でドラマを作りたかった」という岡本俊次プロデューサーらの発案で、主婦の目線から事件を描く物語に変更した。
 今年1月、宝塚時代の転落事故で患った腰痛の悪化で主演舞台「SUPER MONKEY」を降板。約3カ月間静養し、体調を戻した。女優としての再スタートに、岡本プロデューサーも「相当な力が入っている」と話す。放送前には、PRのため同局のバラエティーやトーク番組にも出演予定。もちろん初体験となるが、和央も「ぜひやりたい」と前向きだ。共演はかたせ梨乃(52)、西岡徳馬(62)、高嶋政宏(43)ら。

 ◆和央(わお)ようか 1968年(昭43)2月15日、大阪市生まれの41歳。88年に宝塚歌劇団入り。00年に宙組トップに就任。06年7月退団、さよならパレードには宝塚史上最高のファン1万人が集まった。07年12月公開の映画「茶々 天涯の貴妃」、08年10月のミュージカル「シカゴ」に主演。特技はピアノ。趣味はスキューバダイビング。血液型O。

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2009年9月9日のニュース