ベネチア国際映画祭が開幕 塚本晋也監督ら出品

[ 2009年9月2日 16:33 ]

 世界三大映画祭の一つ、第66回ベネチア国際映画祭が2日、イタリア北部のベネチアで開幕し、出品作の上映などが始まった。

 最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門には、塚本晋也監督の「TETSUO THE BULLET MAN」を含め、計20本余りの映画が出品されている。
 「TETSUO―」は、1989年の塚本さんの代表作「鉄男」を基に、米国人男性が主演、全編英語で製作し直したアクションスリラー。塚本さんは監督、脚本、出演など7役を兼ねた。
 このほか、生誕100年を来年迎える黒沢明監督の偉業をたたえたシンポジウムも開催。黒沢映画の記録係を務めた野上照代さんや欧米の研究者・評論家が参加する。
 コンペ部門の審査員長は、台湾出身の映画監督アン・リーさん。金獅子賞など主要各賞を発表する授賞式は、最終日の12日夜(日本時間13日未明)に開催される。(共同)

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2009年9月2日のニュース