風見しんご 死者ワーストの愛知県で事故防止訴え

[ 2009年7月10日 11:24 ]

愛知県庁前で行われた夏の交通安全運動の開催式で、事故防止を訴える風見しんご

 交通事故死亡者が4年連続ワースト1の愛知県で10日、夏の交通安全運動の開催式が県庁前であり、2年前に交通事故で長女えみるさん=当時(10)=を亡くしたタレントの風見しんごが「僕のように大事なものを失ってからでは遅い」と事故防止を訴えた。

 愛知県では10日までの交通事故死亡者が111人と、2位埼玉県、3位茨城県を離して全国最多。過去のキャンペーンでは主に地元ゆかりのタレントを起用していたが「より切実に訴えかけなければ」(県担当者)と、風見を招いた。
 風見さんは参加者を前に「毎年、事故の犠牲者がいる。家族や友人がいるから悲しみはその数の何十倍にもなる。1日も早くゼロになることを願ってやまない」と自らの体験をもとに語った。

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2009年7月10日のニュース