生田斗真が太宰治、森田剛が中原中也

[ 2009年6月19日 06:00 ]

 作家太宰治の生誕100年を記念して映画化される「人間失格」(監督荒戸源次郎)の製作発表が18日、都内のホテルで行われた。命日で誕生日でもある「桜桃忌」を翌日に控えたタイミング。映画初主演の生田斗真(24)らが抱負を語った。

 太宰が没年の48年に発表した自伝的要素の強い作品。過剰な自意識から酒と女におぼれて破滅していく主人公の姿が描かれる。生田は「三鷹(東京)にある太宰治の墓に参り“素晴らしい映画にします”と誓ってきました」と意欲満々。取り巻く女優陣も、三田佳子(67)大楠道代(63)室井滋(50)寺島しのぶ(36)そして小池栄子(28)ら豪華で、生田は「身の引き締まる思い」とけなげに語った。ほか原作には登場しない中原中也役で森田剛(30)らが共演。荒戸監督は「失格とならないように合格を目指す」と語った。来春公開。

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2009年6月19日のニュース