高泉淳子 人生初の“本格的恋愛”

[ 2009年5月27日 07:04 ]

舞台「セカンド レッスン」のセットの前に立つ高泉淳子

 「第17回スポニチ文化芸術大賞」で優秀賞を受賞した音楽劇「ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン」で脚本・主演を担当した高泉淳子(50)の新作舞台「セカンド・レッスン カエルの王子が導く超個人的恋愛作法」が、28日、東京・渋谷の青山円形劇場で開幕する。

 高泉が脚本・演出・出演。お姫様が壁にぶつけたみにくいカエルが王子様に変身するグリム童話「カエルの王子」を基に、約30年の脚本家人生で初めて本格的恋愛ものに挑んだ。先月17日に行われた同賞の贈賞式前後が脚本執筆の佳境で「それだけに思い入れの強い作品に」と話した。昨年1月に兄が死去。「兄という人間が消えた時、そこに生きていた人間が体験してきたいろいろな物語が見えてきた」といい、今回、人間にとってもっとも私的な「恋愛」を題材に選んだ。6月7日まで。

続きを表示

2009年5月27日のニュース