不況が…日本ビクター、世界ジャズ祭の後援撤退

[ 2009年4月28日 10:22 ]

 JVC・ケンウッド・ホールディングス傘下の日本ビクターは27日、米国を中心に毎年世界各地で開催されてきた「JVCジャズフェスティバル」の後援を取りやめることを明らかにした。世界的な不況の影響で経営環境が厳しさを増しているため。

 AP通信によると、ニューヨークなどでは演奏家らが独自にフェスティバルを開催する計画だが、規模は大幅に縮小される見通し。ビクターが1984年から2008年まで後援してきた名門ジャズイベントの歴史に事実上幕が引かれることになった。
 ビクターは「ジャズ人気の振興という、フェスティバルの当初の狙いは十分に達成できた」としている。(共同)

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2009年4月28日のニュース