ブルーリボン賞「おくりびと」が５部門候補

　東京映画記者会（スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ７紙の映画担当記者で構成）が選ぶ「第５１回ブルーリボン賞」の各部門の候補が１９日、決定した。選考は記者によるノミネート方式で、作品賞、外国映画賞は得票数上位２０作品（同得票の場合は追加）、個人賞は上位５人（同）を選出。本選考は、２１日に行われる。

　今年度モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した「おくりびと」が５部門でノミネート。日航ジャンボ機墜落事故を報道する新聞社を描いた「クライマーズ・ハイ」は４部門で候補にあがった。主演女優賞には吉永小百合（６３）や、主演作が今年は３本公開された綾瀬はるか（２３）らが顔をそろえた。授賞式は来年２月３日、東京・銀座中央会館「銀座ブロッサム」で開催される。