豪華共演!坂本冬美!ジェロ!早乙女太一!

[ 2008年12月20日 20:20 ]

3人で競演する、左からジェロ、早乙女太一、坂本冬美

 最新シングル「紀ノ川」(EMIミュージック・ジャパン)がロングセラー中の演歌歌手・坂本冬美(41)が20日昼夜2回、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで「未来へ届け希望の祈り!」と銘打った岩手・宮城内陸地震チャリティーコンサートを開き、大衆演劇「劇団朱雀」二代目の俳優・早乙女太一(17)、黒人演歌歌手・ジェロ(27)と競演した。

 5000席の会場は、昼夜2回公演で1万人の熱烈なファンが詰めかける中、坂本は「歌い手1人じゃ何もできませんが、こうして皆さまにお越しいただいてチャリティーが成り立つわけです。ジェロくんと早乙女太一くんが忙しい中、こころよく来てくださいました。きょうは最後までお楽しみください」とあいさつし、新曲「紀ノ川」をはじめ、「あばれ太鼓」「祝い酒」「風に立つ」「火の国の女」、それに来年1月7日発売のニュー・シングル「アジアの海賊」をダンサーをバックに初お披露目するなど、出演者合わせて全
19曲を熱唱。
 また、ジェロと2人で「羅生門」をデュエットしたり、早乙女の踊りをバックに、ジェロと一緒に「夜桜お七」を歌うという初の試みもあり、最後まで満員の客席を楽しませた。
 「夜桜お七」で3人の初競演ステージが実現し、坂本は「お2人のパワーをもらって頑張れました。最高の1年の締めくくりができました。来年は『アジアの海賊』ではじけたい」、坂本のファンでもあるジェロは「きょうのコンサートをすごく楽しみにしていました。坂本冬美さんとご一緒させていただいてうれしかった。いいクリスマスプレゼントをいただきました」、早乙女は「今年1年の最後に『夜桜お七』を踊らせていただいてうれしかった」と話していた。
 なお、同公演の収益金300万円をチャリティーとして寄付。
 今度の新曲「アジアの海賊」は、ロック歌手・中村あゆみが作詞・作曲した書き下ろし作品で、不況の時代のいま、向かい風の人生を荒波にたとえて力強く乗り切っていこうという熱き男たちへの応援歌をロックテイストのサウンドで歌い上げたインパクトのある楽曲だ。

続きを表示

2008年12月20日のニュース