小田&ヤイコの「恋バス」Xマスの風物詩に

[ 2008年12月3日 06:00 ]

 シンガー・ソングライターの矢井田瞳(30)と小田和正(61)によるデュエット曲「恋バス」(3日シングル発売)が、全国のバス会社が加盟する「日本バス協会」の冬のイメージソングに起用され、特別車両「恋バス号」が運行されることになった。

 赤地に白文字のクリスマスカラーでラッピングされた特製バス。同協会では「全国を走るバスは遠距離恋愛を乗せて走ります。」をキャッチフレーズに全国で「恋バス号」を走らせ、毎年のクリスマスシーズンの風物詩にする意向。第1弾は中央高速バス(富士五湖線)で12日から運行予定。協会の堀内光一郎会長は「路線を走る車両で1台だけ“恋バス”にし、もし乗ることができたら願い事がかなうかもという幸運を運ぶ縁起物にしたい」と期待している。

 そのほか、高速バスターミナルで歌を流す予定で「ここまでバスがフィーチャーされた曲は今までなかった。人と人の思いをつなげるバス路線を舞台にした心温まるこの歌が高速バスをより身近な存在にしてくれるはず」(堀内会長)。矢井田も「実際に走るバスでこの歌が流れるなんてうれしい。この曲が誰かの恋の後押しになれば」と思いをはせている。JR東海がCMに使い、クリスマスの定番曲になった山下達郎「クリスマス・イブ」の“バス版”として話題を集めそうだ。

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2008年12月3日のニュース