小久保「MAJOR」応援団に名乗り!

[ 2008年12月3日 06:00 ]

チビッ子たちとフォトセッションに応じるプロ選手たち

 スポーツニッポン新聞社が創刊60周年記念で製作する野球アニメ映画「劇場版 MAJOR(メジャー)友情の一球」の試写会が2日、都内のホールで行われた。リトルリーグなどに所属する野球少年と保護者が対象の“野球家族”試写会。同作の応援団に名乗りを上げた日本プロ野球選手会から、理事長のソフトバンク・小久保裕紀内野手(37)ら31選手がゲストで来場。客席にサインボールを投げ入れて、盛り上げた。13日公開。

 巨人・野間口投手(25)、ヤクルト・石川投手(28)、西武・帆足投手(29)、ロッテ・小宮山投手(43)――あこがれのプロ野球選手が次々と登場し、野球少年や少女たちは大興奮。自分のチームの帽子とユニホーム姿で、選手たちが投げ入れたサインボールめがけて、思いきりジャンプした。
 大トリの小久保は、客席中央で手を伸ばす長身の少年にそっとボールを手渡した。「体の大きい、見た目、将来性のある子にあげました」と笑顔。「僕たちはシーズン中は感動を与えるプレーを、オフには1人でも多くの人に野球の素晴らしさを知ってもらうための活動をしています」とあいさつし、約230人の親子連れから拍手を浴びた。
 映画の原作となっているコミックは、総発行部数4600万部の大人気作品。主人公・吾郎の成長を追った物語は野球少年のバイブルと言われている。映画は、吾郎が福岡に転校した時のエピソードで「舞台が福岡なので重なる部分がある」と小久保は、特大ヒットへの全面バックアップを約束した。
 映画が始まると、選手たちはスクリーンにくぎ付け。終映後、小宮山は「大人にぜひ見てもらいたい。野球に夢中になっていた子供時代を思い出してほしい」と作品を熱く宣伝。今季、チームは5位ながら最優秀防御率を獲得した石川は「野球は1人ではできないスポーツだと、あらためて感じさせてくれた」と大感激。子供たち以上に興奮していた。

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2008年12月3日のニュース